やらなくていいトレードとは?
- 節目以外のトレード
- 損を耐えるトレード
節目以外のトレードとは、15分足で目立つ高値、安値を節目としてチャートにラインを引いている。そこを超えた/割った時にトレードしようというルールでトレードしている。しかしそれ以外の位置で「イケそう!」と、トレードしてしまう時がある。
損を耐えるトレードとは、基本的に逆行したら即損切りというルールでトレードしている。しかし含み損の状態で「お願い!」と保持したまま祈ってるケースも多々ある。また、含み益から含み損になってしまった場合も、悔しさのあまり「絶対にまた利益になるはずだ」と意地になり保持してしまうケースもある。それらの場合、更に逆行して損が大きくなってから耐えきれずに損切りして大負けとなる。
なぜ、やらなくていいトレードやっちゃうのか?
- 早く稼ぎたいから
- 待つことができないから
FXをやっているほとんどの人がお金を稼ぎたくてやっているのだろう。私もそうだ。だから「早く稼ぎたい!」って思うことは正常な思考だと思う。しかし「早く稼ぎたい!」という気持ちから、自分の決めたルールを違反してトレードをしてしまうのだと自己分析している。
加えて「節目以外のトレードをしない!」とのルールがあると、ほとんどの時間が「チャートを見てるだけ」となる。早く稼ぎたい気持ちから、節目まで「待つ」ということができない。これも早く稼ぎたい気持ちから来ていると自己分析している
結果で自分に言い聞かせる
もし、ルール通りのトレードしかしていなかったら結果はどうなっていたのか?結果で自分に言い聞かせるしかない。という事で過去のトレード履歴を集計してみた。集計期間は「オーバーシュートのリバ取り」をやろう!と決めていた4/21〜7/15間。集計結果がこれだ。
| タイプ | 全トレード | ルール通りできた日 | ルール違反しまくった日 |
| 勝敗 | 33勝26敗 | 20勝12敗 | 13勝14敗 |
| 勝率 | 56% | 63% | 48% |
| 収支 | -11,653円 | +2,444円 | -14,097円 |
| 利益 | +15,607円 | +5,424円 | +10,183円 |
| 損失 | -27,260円 | -2,980円 | -24,280円 |
「ルール通りできた日」とは、
- 1日(NY時間)のトレード回数は20回以内
- 負けトレードの平均保持時間が10秒以下
この2つの条件を満たしている日=「ルール通りにトレードできた日」と仮定して集計してみた。15分足で目立つ高値安値を超える回数は、NY時間(21時〜24時くらい)で20回もない。トレード回数20回以下という条件でも多いくらいだが、ざっくりと20回以下で集計した。負けトレードの平均保持時間は、トレード回数が少ないのに1回でも損を耐えてしまうと負けトレードの平均保持時間は一気に長くなる。平均保持時間が10秒以下であれば、概ね損を耐えてないと判断できるとして10秒以下とした。
私がルール違反を犯してしまう行動パターン
- ルール通りにトレードして勝てる
- 調子に乗って「これもやってみよう」などとルール外のトレードをやりだす
- ルール以外のトレードでも勝てる
- 更に調子に乗りルールを度外視したトレードを乱発
- 暴走して大負け
- 「やっぱりルール通りにやろう!」と誓う
大体このような流れのループだ。だから良い日はいいし、悪い日はとことん悪い。その間にはトレードが乱れたきた日があるのだが、乱れてきた日は勝てていても、トレード回数が多かったり、負けトレードの平均保持時間が長かったりする。だから上記の条件でソートした「ルール通り」の日は、かなり厳格にルールを守れていたと言える。
ルールを守れば「私は勝てる!!」
この言葉を合言葉にトレード記録に「ルール通りできたか?」という項目を加えて明日からトレードする。その項目に◯だけが並ぶようになれば私は必ず勝てるはずだ!絶対そうだ!